シドル蜂蜜の産地として有名なのは、中東イエメンと、パキスタン北部にある乾燥エリアになります。
シドルというのはアラビア語の名称で、漢方医学でもよく使われるナツメのことを意味します。

イスラム教徒がたくさん住んでいるアラブ諸国ではシドルは「神聖な木」と呼ばれ非常に重宝されており、その神聖な木から採られた蜂蜜は、古の時代より人々の健康維持の非常に役に立ってきました。

パキスタンで採蜜された蜂蜜は野生のシドルの木に群がる蜂たちが集めてきた蜜です。

シドルの黄色い花は非常に小さく、それに小さな蜂たちが群がります。小さな蜂たちが集める蜜なので採蜜される量もわずか。

また、収穫時期も年間を通して限られており、そのことがこの蜂蜜にさらに希少価値を与え、価格は毎年高値を更新しています。

採蜜された蜂蜜は、産地の国ではほとんど売られることなく、アラブ諸国や欧米、欧州に輸出されてしまいます。ドバイでは200Gが2万円ほどで売り買いされるほどで、貴族、アラブの王族、富裕層が買い占めてしまいます。

さらに輸出の制限がかかるほどで、高値であるにもかかわらずすぐに売り切れてしまう人気の蜂蜜です。

日本ではほとんど知られていませんが、シドル蜂蜜は、その味は非常に濃厚ですが、クセが無い味ですのでお子様でも安心して召し上がって頂けます。(1歳未満のお子様には与えないでください)。

苦みもなく、酸味もなく、キャラメルのような濃厚さを彷彿させますが、意外にも食べ終わりはすっきりとした味わいが口の中いっぱいに広がります。

また、シドル蜂蜜は、ニュージーランドのマヌカハニーと比較されることが多くの抗菌性が非常に強いことが最近の研究からも分かっています。

魅力溢れるシドル蜂蜜を是非一度お試しください。

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